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鍼灸ボランティア@相馬!
5月4日に福島県相馬市「はまなす館」にて、4時間ほど被災者の方で鍼灸治療をご希望の方々に治療をさせていただきました。5人の鍼灸師で17人の方を治療させていただきました。この「はまなす館」での鍼灸ボランティアは第4陣となりました。私はこの相馬市で行われている鍼灸ボランティアでは、この第4陣が初参加となりました。


 
私自身は、3人の患者さんを診させていただきました。どの方も自宅や仕事場を津波で完全に流され、震災直後から今日まで避難生活をされているとのことでした。もし、津波の当日に違った行動をとっていたら、命はなかったとみなさん、仰っていました。自宅も所有物も流され、仕事もできない、この先は仮設住宅に移る予定ではあるものの、先の見えない状況にはかわりはないけれど、今、生きているだけでも…と仰っていた言葉に胸を打たれました。

どの患者さんも治療中に、私のような外部の者に、被災当日のことや津波の凄まじさなど、多くのことを話していただきました。治療中や治療後に、身体が温かくなった、足腰が軽くなった、と言っていただけたことも嬉しい瞬間でしたが、そういった具体的な治療効果ということ以上に、その患者さんに触れ、語りかけ、話しを聞くことが自分にできることなのではないか、と思えました。特にこういった被災地でのその患者さんにとっての一回きりの治療では、大切なことに思えました。

それに、今回も治療を受けていただいた何人かの方は、鍼灸治療が生まれて初めてで、今までもこの場所で行われているのはわかっていたし、なんとなく鍼は痛そうで怖い感じがしていたけれど、おもいきって来てみました、と仰っていました。こういった方には、その方の鍼灸に対するイメージが今回の治療で決定してしまう、という可能性があります。治療では、注意深くお体のバランスをとりつつ、最大限の効果を体感していただくことが目指すところではありますが、鍼灸ボランティアの場合、ひとりでも多くの方に受けていただけたい、ということもあり、通常の治療院では1時間以上かけるところを30分前後で仕上げなくてはならない、という難しさもあり、なかなか理想的な治療にはほど遠いかもしれません。それでも、どうにか患者さんには鍼灸治療を受けてみて良かった、と思っていただけて、今後も受けてみよう、避難生活後にも地元の鍼灸院を訪ねてみよう、といった気持ちになっていただけたら嬉しく思えます。

今回は4人の鍼灸師仲間と計画を立て、GW中ということもあって往復15時間ほどかけての相馬遠征でしたが、仲間のサポートがあって、実現できたことに感謝です。また、このようなボランティア活動の場を作って切り開いてくださった関係者のみなさまにも感謝しております。今後も、機会があれば、積極的に参加させていただきたい気持ちです。
| http://4choume-harikyuin.com/blog/index.php?e=18 |
| ボランティア | 10:35 PM | comments (x) | trackback (0) |


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